音楽もブランディングの一部。世界の人気店のBGM集めました。
ショップやカフェの雰囲気づくりで欠かせない要素の1つである音楽。
どんな曲が流れているかによって、お店に抱くイメージが思いがけないほど変わります。
近年、欧米をはじめとする有名ブランドや企業では、ブランドイメージをより多角的に打ち出しファンとのつながりも深められることから、音楽ストリーミングサービスをSNS的に利用するようになってきました。
(日本では無印良品が参入して話題になりましたね!)
とくに音楽配信サービスの代表格であるSpotifyでは、アパレルや飲食店、ホテル、メディアなど様々なジャンルの企業が公式プレイリストを発信しています。
店舗で今実際に流れているプレイリストはもちろん、キャンペーンやシーズンごとのプレイリストなど、どれもブランドの個性が光るキュレーションで聴いていてとても楽しいです。
▶︎ Spotify無料版のPC・タブレットの制限時間が撤廃!
またSpotifyは2021年より、無料プランのPCやタブレットでの再生時間制限が撤廃されたので、一般の人もさらに利用しやすくなりました。
4〜5曲に1回広告は入ってしまいますが、自宅で作業中BGMとして聴く分にはフリープランでも十分楽しめます。
今回は曲数が豊富で更新率も高く参考にしやすい、世界的なブランド・カフェの公式プレイリストを厳選してまとめました。
仕事や勉強をしながらおしゃれなお店の世界観に自宅で浸るもよし、実際にお店を持っている方はこれらを参考にしてオリジナルプレイリストを作ってみるのも良いですね◎
▶︎ あわせて読みたい
仕事のお供!作業効率が上がるSpotifyのおすすめプレイリストまとめ
カフェ界の重鎮「スタバ」で流れるBGM音楽
カフェ業界の頂点ともいえる、シアトル発祥の世界的なコーヒーショップ「スターバックス」。
店内では仕事や勉強など作業をする人が多いので、比較的落ち着いた軽やかな曲が多い印象です。
こちらは長い歴史を持つスタバのお気に入りソングがミックスされたメインプレイリスト。
このほかにもポップスやジャズ、アコースティックといったジャンル別のプレイリストや、ディナーパーティー、プールサイドなどシーン別にもキュレーションされているので要必聴です◎
喫茶店であれば朝・昼・夜など時間帯によって音楽の雰囲気を変えると、よりお客様に喜んでいただける空間が演出できると思います。
キャッチーでセンスのある「H&M」のおしゃれBGM
スウェーデン発のアパレルショップ「H&M(エイチアンドエム)」はまさに今店内で流しているプレイリストを公開しています。
アパレルブランドなので先程のスタバに比べると、アップテンポで今っぽい曲が多く集まっているという印象です。
洋楽だけでなく日本人アーティストの曲がセレクトされていることも。
更新率もかなり高めなので飽きずに聴くことができます◎
おうち時間も充実する「ZARA HOME」のシーン別BGM
日本でもすっかりお馴染みのファッションブランド「ZARA(ザラ)」のインテリアブランド「ZARA HOME」にもSpotify公式アカウントがあります。
「リビング」「キッチン」「バスルーム」「ベッドルーム」「ガーデン」など、家の場所をテーマにして作られたプレイリストを展開しているのも、インテリアブランドらしく面白いです。
流すだけでQOLがアップしそうなプレイリストは、お店用BGMとしてはもちろん、おうち時間も豊にしてくれること間違いなし。
ハイセンスな世界観に浸れる「Aesop」公式プレイリスト
オーストラリア発のスキンケアブランド「Aesop(イソップ)」はSpotifyのプレイリストにかなり力を入れています。
毎月1つ以上配信される丁寧にキュレートされたプレイリストは、どれも商品同様ハイセンスでブランドの世界観が反映されています。
またブランドコンセプトからだけでなく社会的な意図で作られたりと、全てのプレイリストにキャプションが記載されているので、そこも参考にしたいポイントの1つです。
全体的なイメージとしては、前衛的でアーティスティックな雰囲気漂う曲が多い印象。
音楽的ブランディングも満点な「無印良品」
良品計画が20年ほどの年月をかけて世界各地で収録した伝統音楽が、2021年よりついにストリーミングサービスでも解禁されました。
流すだけで空間が「無印良品」になると話題のBGM。
ブレないブランドコンセプトのもと、店内音楽まで徹底的にブランディングされ「らしさ」を打ち出してきたからこそ「無印っぽい」が消費者の間に定着しているのだと思います。
空間演出に音楽が大きく影響を与えていることがわかる良い例ですね。
欧米の若者に大人気「Urban Outfitters」の店内BGM
アメリカ・ヨーロッパで絶大な支持を得る、日本未上陸のおしゃれブランド「Urban Outfitters(アーバン・アウトフィッターズ)」。
流行に敏感な若者をターゲットに、アパレルだけでなく家具や雑貨、書籍、音楽なども展開し、ライフスタイルブランドとしても人気が高いです。
「Urban Outfitters」のプレイリストは音楽のセンスはもちろんのこと、レコード風なカバー写真のデザインもスタイリッシュ。
お店やブランドとしてプレイリストを発信していくのなら是非参考にしたい例です。
大人ウケするポップス音楽のミックス「COS」の店内BGM
親ブランドの「H&M」に比べ、より洗練された大人世代をターゲットにしたアパレルブランド「COS(コス)」。
シンプルだけれどひとクセあるといった、スタイリッシュでタイムレスなデザインの商品を展開しています。
そんな「COS」は今店内で流している音楽を詰め込んだプレイリストを公開中。週ごとに更新されています。
店舗がなくてもプレイリストを作る理由「Alexa Chung」
ファッション業界で名前を知らない人はいないおしゃれ番長アレクサ・チャンは、自身のアパレルブランドの世界観をプレイリストでも発信しています。
店舗を持たないブランドでもキャンペーンごとにプレイリストを作ることで、ファンとのコネクションをより強固にする狙いも。
服のデザインのインスピレーションは音楽から受けることが多いと語る、音楽通でもあるアレクサならではのキュレーションです。
世界観構築の天才「Glossier」のプレイリスト
D2Cスキンケアブランドの代表格である「Glossier(グロッシアー)」。
コンセプト・ビジュアル面含め世界観構築がものすごく得意な本ブランドですが、もちろん選曲にも力を入れています。
ポップアップショップ用のプレイリストはGlossierらしさの中にもエリア色があり、遊び心がきいていて楽しいです。
全てのプレイリストについている“Mixtape”というネーミングも◎
ショップ・飲食店が参考にしたい、人気店のおすすめプレイリスト
今回は世界的に有名なおしゃれブランドが発信している公式プレイリストを、厳選してご紹介しました。
お店やブランドを持っている方には、選曲だけでなくプレイリストのテーマやタイトル、カバー写真など、発信の仕方も参考になるかと思います。
またお店で流す際は音質も大変重要になるので、信頼できるメーカーのスピーカーを設置しましょう。
更新率が高いプレイリストが多く飽きが来ないので、おうち時間充実のため気分やシーンごとに聴いてみるのもアリですね◎
▶︎ あわせて読みたい
仕事のお供!作業効率が上がるSpotifyのおすすめプレイリストまとめ